富岡・八幡橋(旧弾正橋)

名所

東京最古の鉄橋、国指定重要文化財、日本初の土木学会栄誉賞受賞

八幡橋(富岡1-19-1)※旧弾正橋

明治11年、東京府の依頼により工部省赤羽製作所が製作した長さ15.2m、有効幅員2mの短径間アーチ形式鉄橋。アーチ部の素材は鋳鉄製、引張材は錬鉄製の鋳錬混合の橋。鋳鉄製から錬鉄製への過渡期の鉄橋として、近代橋梁技術史上大変価値の高い橋です。

東京最古の鉄橋ですが、日本国内に現存する鉄橋としては二番目に古い鉄橋となります。現存する日本最古の鉄橋は旧心斎橋(旧心斎橋)(大阪市鶴見区3)。ちなみに、日本最古の鉄橋は長崎県の中島川に架かっていた「くろがね橋」です。