大島・豆工房コーヒーロースト大島中の橋「ブルボン ピーベリー」

お買物

なにもかもお任せで超安心。珈琲豆を買うならこちらの珈琲豆専門店へ!生豆を選んですぐ目の前で焙煎!

豆工房コーヒーロースト大島中の橋(大島7-2-2)
ブルボン ピーベリー(1180円)

以前の記事で書いた、オーナーのトニーさんの優秀なお弟子さんであるエバラさんに今日はお会い出来ました。ハジメマシテ ٩(๑>∀<๑)۶ ヤッター!!

前回「ブラジルショコラ」と「天空農園」を「シティロースト(中深煎り)」で頂いたことを伝え、とてもおいしかったが、苦味とコクを足したいのと、違う豆を試してみたい、と伝えたところ、ブラジル産の「アマレロ ブルボン」と「ブルボン ピーベリー」を勧められました。

「どちらも甘みとコクがありますが、安定性を求めるならアマレロ、より甘みとコクを求めるならピーベリーをオススメします」

とのこと。バカ舌なのでエッジが効いている方が良いと考え、ピーベリーを選択。ところでピーベリーってなんじゃらほい、と思っていたら、豆自体を見せていただきました。

ほほう!普通の珈琲豆と比べると、こっちの方がまるっこい!୧⍢⃝୨

通常珈琲豆は、コーヒーチェリーの果実の中に生豆が向き合うように2つ入っており、形状は楕円形なので、平豆(フラットビーン)と呼ばれています。一方、全体の3~5%の割合で、果実の中に一つしか豆が入っていない状態の生豆があります。形状は球形に近く、丸豆(ピーベリー)と呼ばれています。

ここから先は珈琲沼的オカルト話になってきますが、何故コーヒーの栽培中にピーベリーが出来てしまうかについては詳しく判明していないにもかかわらず、2つある生豆の片方が片方を吸収することでピーベリーとなるからオイシさも2倍になる!とか、全体の3~5%しか出来ないのは珍しいからオイシイ!という噂があったりします。大変オモシロイ!丸いから焙煎時に均一に火が通りやすい=オイシイかも、というのは納得できますね。

「多少ビターが良いとのことなので、煎り方はシティ(中深煎り)とフルシティ(深煎り軽め)の間が良いと思います」

とのことで、もうなにもかもお任せで超安心。

しかし、ARiSE COFFEE ROASTERS(平野1-13-8)さんで産地やコーヒーチェリーの発酵を知り、手焼珈琲かたの(千田16-2-2F)さんで焙煎の種類と効果について知り、豆工房コーヒーロースト大島中の橋(大島7-2-2)さんで品種や豆の状態の種類を知り、いくら調べてもどんどん別の情報が唐突に出てくるので、だんだん恐ろしくなってきました。

退店時、

「また来ます…次回も別の珈琲豆をオーダーするかもしれませんが…」

と伝えると、一瞬の沈黙の後、

「是非、お待ちしております」と、エバラさん。

そのとき、白いマスクに隠されて見えるはずがないのに、深い珈琲色の沼のようなエバラさんの微笑みを、確かに私は見たような気がしたのです。どっぺんぱらり。