新木場・CASICA「Arkhē薬膳カレー」

グルメ

CASICA(新木場1-4-6)
Arkhē薬膳カレー(1000円)

銘木業「福清」さんの倉庫をリノベーションした複合施設「CASICA」内にある「Arkhē apothecary&kitchen」では、料理ユニット「南風食堂」の三原寛子さんが監修した、お茶、グラノーラ、出汁などの乾物を販売すると共に、カフェスペースで、薬膳の視点で作られた食事、飲み物を提供しています。

「CASICA」のショップスペースには、年代、製造国、作家、素材等、すべてがバラバラな品物が並べられ、まるで奇跡のようなひとつの世界を作り上げていますが、「食堂」は「ショップスペース」とシームレスに繋がっていて、あれ?これも商品?と思うほど、店内風景に調和している木製のテーブルと椅子で、食事することが出来ます。多分、このテーブル、購入しようと思えば買えると思う。

休日の店内は、家族連れなども含め幅広い層の人々で賑わっています。「食堂」はセルフサービス。入店してすぐ右手に注文カウンターがあり、キャッシュオンで料理を受け取り、自分で空いている席に運びます。いくつかの料理はテイクアウトも可能。

メニューは、季節によって変わる定食と薬膳カレー、飲み物と甘味類です。今日の「冬の定食」は「豚の薬膳煮込み」「4種の豆のペルシャ風煮込み」「ひじきと鮭のしんじょ蒸し生姜あんかけ」がありました。カレーは「Arkhē薬膳カレー」「Arkhē薬膳ベジカレー」の2種。今回は「Arkhē薬膳カレー」と「和漢チャイ」をオーダー。

「Arkhē薬膳カレー」
スパイスと辛さのバランスの良い、深みのある味わいのチキンカレー。漢方食材が入ったインド式ラー油を合わせて。Arkhēの定番メニューです。

「和漢チャイ」
大船にある漢方薬局・杉本薬局ブレンドの和漢チャイ。ルイボスティーに棗、朝鮮人参、丁字。桂皮などをブレンドしました。

巷には「薬膳」を謳っていても、クセを極力出さずに、かなりマイルドな味付け、無難な香りにしているモノが多いのですが、「Arkhē薬膳カレー」は結構容赦無しです。カレー表面に赤く散っているのがインド式ラー油。しっかり辛くて、しっかりスパイス、かつ、おいしいので、最も理想的な薬膳カレー。「和漢チャイ」も漢方のクセが容赦無く、かつおいしい。最高の組み合わせですね。おいしかったー!

次に来たときは定食にチャレンジします!