木場・カマルプール「カマルランチ」

グルメ

カマルプール(東陽3-20-9)
カマルランチ(800円)

食べログ「カレー」百名店2017、2018、2019、2020選出。

東京の南インド料理界のスーパースター、ヤマラ ラーマナイア・シェフが居た「ダバ インディア」(中央区八重洲2-7-9)で、彼の右腕としてフロアマネージャーをつとめていた北村正・シェフのお店です。

ちなみに、「ダバ インディア」も食べログ「カレー」百名店2017、2018、2019、2020選出店。名店が優秀なシェフを生み、独立したシェフが名店を作り、また新しい優秀なシェフを生んでいくプロセスが短期間で回転していくのは南インド料理界隈ならではですね。

ちなみにヤマラ ラーマナイア・シェフは、「和印道」(東陽3-5-8)を経て、「アーンドラ・キッチン」(台東区上野3-20-2)、「アーンドラ・ダイニング 銀座本店」(中央区銀座1-8-2)を開店させ、現在は銀座にいらっしゃいます。2018年に「アーンドラ・カフェ」(江戸川区小松川2-4-3)、2021年に「アーンドラ・ダイニング 渋谷」(渋谷区宇田川町32-7-4F)も開店させています。

北村正・シェフは「ダバ インディア」後、北インド料理「グルガオン」(中央区銀座1-6-13-B1F)、タンドール&ビリヤニ専門「カイバル ※閉店」(中央区銀座1-14-6)を経て、2011年に「カマルプール」(東陽3-20-9)を開店させました。開店当初から人気はありましたが、爆発的に客が増えたのは、2016年、「孤独のグルメ」 Season4、第6話「東京都江東区木場のチーズクルチャとラムミントカレー」にお店が登場した直後からです。今でも、この2つのメニューを目当てにお店にいらっしゃる方は少なくありません。2019年3月1日には2号店である「タンドールバル カマル2号」(亀戸6-24-8)が開店しました。

「カマルランチ」は、日替りの辛口、中辛、マイルドの3種類のカレーから選ぶ形式です。1種類だけでもいいし、料金追加で3種類すべてを楽しむことも可能。ナンとライス、サラダが付きます。ライス大盛り無料。

今日は、辛口「牡蠣とナス」中辛「チキンキーマ」マイルド「豆とシメジと舞茸」でした。牡蠣ダイスキーなので、カレーは辛口1種類だけにしました。レベルの高いお店はサラダのドレッシングもおいしいです。今日のドレッシングにはミントが使われていて、とても爽やかでした。牡蠣とナスカレー、ペロリ完食。おいしかったー。

江東区には約90件以上のカレー屋さんがありますが、カマルプールのカレーは飛び抜けて「旨味」が深く感じられます。それだけ食べ終わった後の満足度も高い。

ランチももちろんおいしいし人気なのですが、店名に「タンドールバル」と冠されている通り、ディナータイムのメニューは超オススメ。独創的で超美味な南印度料理でお酒を楽しむなら、まずこのお店へどうぞ!