門前仲町・これでいいのだ「らーめん」

グルメ

これでいいのだ(門前仲町2-4-15)
らーめん(999円)

マリナーラdeタベルナ(門前仲町2-4-9)さんの1階は期間限定間借り営業スペースとなったみたいですね。「これでいいのだ」と書かれた暖簾が目を引くラーメン店が10月19日(木)から営業していました。

店主ワンオペでメニューはひとつしか無いので、入店即ラーメンオーダーという流れ。料金は前払いで支払いは現金千円札のみ。特別料金999円で、おつりの1円はどんぶりから自分で取っていく形式です。

店内の一角に炊飯器、漬物、生卵が置かれています。セルフですべて無料。

さて!「らーめん」(999円)がこちらでございます!

ビジュアルは二郎インスパイア系で、麺は300gですが、見た目、さほど重たさを感じません。どちらかというとペロッと行けそうな雰囲気。

サバ系をベースにラードでコクを出している甘めの濃いスープに、もち姫を使った存在感のあるモチモチ太麺、山盛り茹でもやしに、ナルトがちょこんと乗り、背脂の代わりに天かすが散りばめられています。この天かすで、一気にラーメンが蕎麦屋の丼のような上品な味に。

200gのもやしの上に見慣れない具材があって、張り紙には肉100gと書かれていますが、実はこれが素晴らしい。豚バラが特殊な調理で削り節のようになっていて、最初は、ん?とろろ昆布?と間違えたぐらいのふわっふわ加減。

このふわっふわ豚バラが麺にもからむし、スープにも溶け込んで、めちゃウマありがとうございます!

店主さんに聞くと、こだわりオーダーの「肉屋泣かせ」の豚バラだそうで、牛丼と同じ1.3mmの薄さにスライスしていて、人によっては「ん?これ牛肉?」と間違えるとのこと。ほえー。

暖簾には「東池袋大勝軒 飯野敏彦」と名前が入っています。「これでいいのだ」の店主さんは、大勝軒二代目となった飯野敏彦さんと一緒に修行した兄弟分で、このお店は飯野さんとの共同経営。なので、店名の「これでいいのだ」は「これで飯野だ」とかけているとのこと。仲の良い兄弟弟子さんなんですね。なるほどー。