二代目 鉄のさら(亀戸5-20-23)
えびめし(900円)
2022年10月1日(土)、リニューアルして「鉄のさら」から「二代目 鉄のさら」に。同時にランチもスタート。岡山の「B級鉄皿料理酒場」です。
岡山名物、ほんのり甘く独特の香ばしさがある真っ黒な海老炒飯は、実は東京のカレーハウス「いんでいら」が発祥の地。「いんでいら」で、ドライカレーでもない、チャーハンでもない、そして、誰でも好きな海老の入ったソース焼きめしみたいなものができないか、と模索して生み出されたのが「えびめし」でした。それを、社長の出井達海氏が故郷の岡山に持ち帰り、名物となったとのこと。現在では「えびめし専門店」が出来るほど、岡山の食文化に深く根付いています。
オーダーして待っていると、「これ、素朴な岡山のお菓子です、どうぞ」と、細長ボーロ的なお菓子をもらいました。
「子供の頃から親しんできた駄菓子で、わざわざ岡山から取り寄せたんですが、先日、東京のお店でも見つけて、東京でも『食べたことある』という人もいたりして、がっかりで…」とのことw、私は知りませんでしたが、素朴で大変おいしかったです。
ほどなく、「えびめし」が出てきました。黒さの秘密はカラメルソースとケチャプ。具材は海老と玉ねぎというシンプルさ。これがめちゃウマありがとうです。ビジュアルを気にしたのか、錦糸卵がかかってるのも良いですね。コールスロー的サラダも付いてきます。
こちらのお店では、岡山のご当地グルメとして超有名な「津山ホルモンうどん」もあり、素材のホルモンは岡山からの直送品!
一応書いておきますが、岡山・津山は牛馬の流通拠点として奈良時代から栄えていて、超新鮮なホルモンが入手できることで有名。現在の食肉処理場には最先端技術が取り入れられていて、牛が処理ラインに入って食用ホルモンになるまでに要する時間が、なんとたったの10分!だから臭みが無く、めちゃウマなのです。
うっしゃー!次頼むのはホルモン系じゃ!
イリカス(ホルモンの唐揚げ、カスを炒るからイリカス)、ヨメナカセ(牛の大動脈・ハツモト、下処理が大変でお嫁さんが泣くからヨメナカセ)なんかもおいてあって、昼飲みも大歓迎とのこと。
了解!次は飲みに来ます!
あ、それと、こちらのお店にも、席にひとカゴずつの飴ちゃんと、三卓ある小上がりもあったので、お子様歓迎だと思われます。よろしくどうぞ。