これまで、江東区内で、たくさんの「おひるごはん」を食べてきましたが、「ああ、日曜日の”おひるごはん”は、毎週、必ず、ここに食べに来よう」と、初めてルーティーン化を決めたお店です。
もっと言うと、滞っていたWEBサイトの更新を久しぶりに再開する意欲が出たし、腰を痛めて1ヶ月以上さぼっていた筋トレも再開しました。本当にありがとうございます。
おひるごはんのおみせ ほっぺ（森下3-10-20）
本日のおひるごはん（1300円）
金曜日、土曜日は、南浦和のシェアキッチン「CLOCK KITCHEN」（埼玉県川口市小谷場38-2F）、日曜日は清澄白河のシェアキッチン「GRIGLIA」（森下3-10-20）で営業を開始した、流浪の定食＆おやつ屋さんです。
2022年5月7日（土）の南浦和がファーストオープン、5月8日（日）に清澄白河セカンドオープンでした。
今週（オープン初）の「おひるごはん」は、
・ハンバーグ マスタードとグレープフルーツのソース
・ごぼうと黒胡麻のがんも
・紫キャベツと大根のレモン塩麹和え
・トマトとヨーグルトのカプレーゼ風
・蒟蒻とひじきのピリ辛煮
・長芋の梅しそ煮
・人参のたらこ炒め
・カリフラワーのカレーマリネ
・小松菜と舞茸のポタージュ
オーダー直後に揚げ物の音が始まって、ちょっと驚きました。作り置き「だけ」の、盛りつけ「だけ」の作業ランチじゃないんや…。
しばらくして、想像以上のワンプレートが登場。
これです。
メインのハンバーグに使われている「粒マスタードとグレープフルーツのソース」は、高級店ではある意味定番なんですが手間がかかりすぎるのでなかなか出会うことがありません。肉の旨味と酸味と甘味の桃源郷。”ピンク”グレープフルーツと”緑”ディルの彩りも最高。
「ごぼうと黒胡麻のがんも」が、揚げたてアチアチで感動。
後ろの「人参のたらこ炒め」も、人参が幅広で甘みが強調されていてウマーイ！
「小松菜と舞茸のポタージュ」は、クラッシュナッツが丁寧に乗せられていて感動。「トマトとヨーグルトのカプレーゼ風」は糖度の高いトマトに、ちゃんとバジルが丁寧に乗せられていて感動。ちょろっと粗挽き黒胡椒も芸が細かくてよろしいですね。
「紫キャベツと大根のレモン塩麹和え」、「長芋の梅しそ煮」、「紫キャベツと大根のレモン塩麹和え」は白米攻略精鋭チームなのですが、白米近くに固めて置かれていて、やいのやいの賑やかになりつつ、意外と「カリフラワーのカレーマリネ」が箸休めになっていて感動。
先程からチラチラ見切れていますが、メニューに記載も無い添え物の「えのきフライ」がサクサク＆適度なソルティーで感動。
早食いの自分を呪います。次はもっとゆっくり食べよう。
ごちそうさまでした。めっちゃおいしかった…。
ちなみに私は過去に過酷なダイエットを経験していて、糖分摂取には常に恐怖感を持っており、フレンチやイタリアンのランチで「え？ここ、普通、デザート頼むよね？」という局面でも、甘いものをオーダーすることは殆どありません。
このとき、G.W.中の暴飲暴食もあって、甘いものなんかゼッタイ食べない！ナニソレ！イミわかんない！モードだったのですが、めちゃくちゃこのお店を離れるのが名残惜しくなって、
冷やしフレンチトースト（650円）
を追加オーダーしました。
こちらです。
多くのスイーツがそうであるように、テキストだけではたいへん伝わりにくいのですが、
おそらく添えられているのは透明度の高いアカシアはちみつ。硬めの生クリームにはハーブ（ミニローズマリー？）をちょい乗せ。シュガーパウダーのかかった表面はカリカリにカラメル化していて、その直下はフワリ、その下はモチッと、さらに中央はトロッと。本体自体の甘さが抑えられているので、はちみつと生クリームが超絶イキてめっちゃウマイ。
久しぶりに脳が溶ける体験でした。大正解。まあ、このおかげで、後日、長期間さぼっていた筋トレが再開します。
「あの店は美味しいけど行列が出来るかもしれないので人に教えたくない」という人は、私は「極悪人」だと思っていて、自分が「このお店は素晴らしい！」と思ったら、お店を人に教えまくって、気軽に食べることが出来ないほどの行列ができて繁盛したときには、心底「ああ、やっぱり！私は間違ってなかった！繁盛して良かったねぇぇぇ！（；；）」と思いつつ、行列に並べない自分を悲しむ方が精神的に健康だと考えています。お店が繁盛して長く続いてくれたら、いくら行列がキライでも、美味しい料理を食べられるチャンスはずっと続きますからね。
ので、少しでも興味を持った方は、日曜日のお昼、来週にでも、このお店を訪れてみてください。
シェアキッチン営業なのですが、本当に、本当に長く、このお店（シェアキッチンだけど）は続いて欲しいと思っています。
私自身の来週日曜日の再訪予定は確定しています。
