白河・清澄白河実験室-ことぶき-「COFFEE SAUCE」

お買物

清澄白河ガイドの調大輔氏がプロデュースしたご当地土産。

清澄白河実験室-ことぶき-(白河3-7-13)
COFFEE SAUCE(1500円~)

2000年、都営大江戸線の開通とともに誕生した「清澄白河駅」。それをきっかけに、周辺エリアでは開発とブランド化が一気に加速しました。

その後、しばらくして、とある特殊な「流れ」が始まります。

2012年、「The Cream of the Crop Coffee」(白河4-5-4)が焙煎所併設型カフェとしてオープン。翌2013年には「ARiSE COFFEE ROASTERS」(平野1-13-8)こちらも店内に焙煎機設置。そして2015年2月6日、「ブルーボトルコーヒー 清澄白河」(平野1-4-8)の登場で、ついに「清澄白河は珈琲の街」というイメージが全国区に。

ちなみに2015年だけで、ブルーボトルを含む8店舗のカフェが新規オープン。まさに「清澄白河珈琲戦国時代」ともいえる一大ブームが巻き起こりました。

ちょっと横道ですが…実は清澄白河駅界隈で最も古く、今も営業を続ける「老舗カフェ」といえば「SILK RIVER Y&M」(白河2-10-3)。旧名「First Gate」として2004年7月にスタートし、その名の通り、「清澄白河珈琲特区のゲート」のような存在でした。

という流れの中、まあ、おいしいコーヒーを飲むなら清澄白河あたりでしょう的な空気が急速に醸成されて一旦落ち着き、しばらく経った2022年、清澄白河中心部を飛び出す形で、江東区全体へとコーヒー文化がスプロール現象のように広がり始めます。

主な新規カフェとしては、2022年6月「砂町珈琲」(南砂1-9-7)、「PARK STAND TOKYO」(平野3-1-12)、2023年5月「ATER Tokyo」(大島9-10-6)、2023年10月「goodcoffee」(南砂2-5-1)、「Maison」(猿江2-13-1)、2023年11月「TRI-Tech TOKYO」(森下5-19-18)など。

焙煎所併設のカフェとしては、2022年7月「iki Roastery & Eatery」(常盤1-4-7)、2022年11月「MONNAKA COFFEE」(門前仲町2-6-11)、2023年7月「焙煎工房 豆hachi」(木場6-10-5)、2023年10月「1.414 Coffee Roastery」(扇橋2-21-7)が新しくオープンしました。

こうした動きの中で、「清澄白河=コーヒーの街」というイメージは、じわじわと「江東区=コーヒーの街」へと広がりを見せつつあります。江東区に珈琲豆が溢れ始めた!

そして、この現象の真っ只中、2023年6月、調大輔氏が運営する「清澄白河実験室」の公式アカウントが、ご当地土産プロダクトである「COFFEE SAUCE」の販売開始を発表しました。

調 大輔
2011年2月、Facebookに「清澄白河ガイド」を開設し、地元のお店やイベント、街歩きのスポットなどを紹介する地域情報発信をスタート。2016年に東東京マガジンなどでも紹介されて存在感を増し、2019年には写真館プロジェクト「清澄白河写真室」、2022年からは「清澄白河実験室」という名前で Podcast配信やオリジナル商品の開発・販売といった活動にも取り組む。
「清澄白河ガイド」XInstagram、「清澄白河実験室」XInstagram

現在の「COFFEE SAUCE」は、改良を重ねた「すごく甘い」「甘い」「ちょっと甘い」の3種類。さらに、季節限定の「スパイス」や、新商品の「ディカフェ」があります。珈琲豆はTINY PARADISE COFFEE(2021年7月オープン)のオリジナルブレンド。アドバイス&支援&製造はBliss CAFE produce by RAMVIC(2020年に三好2-6-1(ケーキ工場&直売所)から三好46-17へ移転オープンしてカフェ併設)。ディカフェ版の珈琲豆はFIRST CROP COFFEE JAPAN ROASTERY(白河2-20-10)焙煎。企画、製造、販売、すべてが清澄白河で行われている、まさに街と一体化したプロダクトです

そして翌年の2024年5月3日(金)、東京都江東区白河3-7-13に、ギフトショップ「清澄白河実験室-ことぶき-」がオープンし、固定店舗での販売がスタート。その後、清澄白河界隈のイベント出店やお店等の間借りでも出張販売されています。

ここまでが前置き。

ようやく買ってきました「COFFEE SAUCE」三種類がこちら。

自分の性格上どうしても顔や身体がお日様に向かってしまうので、公式の並び方と逆ですが、左から、「ちょっと甘い」「甘い」「すごく甘い」、です。

昼、夕、夜の清澄白河の風景をデザインしたラベルも大変よきですね。シャレておる。2021年にフリーランス活動を始めたTHREE TREEさんのデザインです。

「お家に居ながらにして手軽にカフェラテを楽しんでもらえれば」という基本コンセプト通り、牛乳と混ぜればお手軽簡単「カフェラテ」が楽しめます。そして、「アイスにかけたらアフォガートとして楽しめます」と聞いたら、これ一択でしょう。

そうだね、「雪見だいふく」だね。

作り方はカンタン。「雪見だいふく」に、お好きな甘さの「COFFEE SAUCE」をかけるだけ。「雪見だいふくアフォガード 珈琲の街 “清澄白河” Ver.」のできあがり。

「アフォガート」とは、イタリア語で「溺れる」という意味。思う存分「清澄白河」そして「江東区」に溺れましょう。ぶくぶく。

ちなみに写真では調子に乗って「すごく甘い」をかけていますが、すごく甘かった(それはそう)ので、ご注意を。

「COFFEE SAUCE」は清澄白河実験室-ことぶき-(白河3-7-13)で販売中。お店の営業日と時間は、インスタグラムの「清澄白河実験室」をチェック。

こちらで購入予約が可能です。「来店」「配達」が選択できます。

『COFFEE SAUCE』購入予約フォーム

江東区界隈で「なにかよい手土産はないか」と訊かれることが多いのですが、今後は、まずこれを最初に提案しようと思っちょります!よろしくどうぞ!