亀戸・味苑「具おみそ汁と焼おむすび」

グルメ

飲食業界で絶大なる信頼を置かれている「佐野みそ 亀戸本店」の併設イートイン。

味苑(亀戸1-35-8)
具おみそ汁と焼おむすび(1018円)

味噌・みそ汁専門店「佐野みそ 亀戸本店」の奥にある「味苑」。メニューの主役は、もちろん「おみそ汁」。まずは厳選された6種類のお味噌から、好きなものを選びましょう。なんと、2種類のブレンドもできます。今日並んでいたのは次の通り。

薩摩みそ「櫻島」甘口 あっさり
発芽の力「玄米みそ」中甘 味の濃さ中ほど
極み八丁みそ「家紋」中辛 濃厚
山形 二年熟成「蔵王」中甘 濃厚
吟醸大豆「金亀子白」中甘 あっさり
会津天然「深山」中辛 やや濃厚

優柔不断だと、ここで冷や汗かきますねwこの記事でイメトレしておきましょう。もちろん、佐野みそさんの店員さんは全員お味噌のエキスパートなので、悩んだら相談してみてください。

私は辛くて濃厚なのが好みなので、極み八丁みそ「家紋」中辛 濃厚を選択しました。ちなみに下の3つ「蔵王」「金亀子白」「深山」は比較的スタンダードなお味噌で、迷ったらその3つから選べばそんなにハズさないかと思います。まあ、佐野みそさんなので全部美味しいのは間違いないのですが!

もちろん、これらのお味噌は店内で購入可能です。

次に、おみそ汁の具材です。メインの具材を「魚(鮭)」か「肉(鶏)」から選べるので、私は「鮭」を選択。これは「味噌に合うのは鮭かなー」という短絡的な選び方でしたが、味噌に「鶏」も面白そうですね!次回トライしてみよう。

その他の具材はガラスケースの中に並んでいます。今日は、大根、カボチャ、じゃが芋、アスパラ、エリンギ、玉ねぎ、パプリカでした。これが全部入って、しかも具材毎に最適な切り方と仕込みをされていて、具の上にちょんっと菊花まで丁寧に(本当に丁寧に)添えられていて、超美しくてサイコーなおみそ汁が出てきます。感動。

感動ポイントはまだまだ他にも。案内されたテーブルには、ポットに入ったお茶の他に、おみそ汁用のあおさ、素ほしえび、山椒、和からしが置かれていました。超完成度の高い料理が出てきたので、私は一切使いませんでしたが、何度も通う方はちょっとした気分転換で使ってみるのもいいかもしれません。干しエビと山椒まではなんとなくわかりますが、「和からし」は珍しいですよね。今度行ったら試してみよう。

さて!程なくしてお盆が出てきました。じゃ~ん。

美しい…「日本食」という名の芸術作品です。

焼きおにぎり(今日は北海道産おぼろ月の新米)が乗せられた長皿には、様々な付け合せが並んでいます。今日、乗せられていたのは、左上から、

手造り 秋田深雪 鮭みそ/手造り 江戸甘口 鶏みそ/柴漬け
手造り 神代ゐなか 野菜みそ/山椒珍味/柚子大根

もちろん、これらもすべて、店内で購入可能です。

手造り 秋田深雪 鮭みそ(550円/140g)
手造り 江戸甘口 鶏みそ(550円/140g)
手造り 神代ゐなか 野菜みそ(550円/140g)
山椒珍味(1266円)

小皿は、

手造り 焼きしそ巻き/とちの実かりんと

これはスイーツ代わりですね。

しつこいようですが、これもすべて、店内で購入可能です。

手造り 焼きしそ巻き(361円/7本入)
とちの実かりんと(394円/130g)

このお盆ひとつに、今の佐野みそさんのお店がギュッと濃縮されている感じ。

少し書き方が下品で申し訳ないのですが、これ、お米や具材(出汁もね!)を含めて、すべて実際に購入したら7~8000円は優に超える食品が並べられたお盆と言っても過言ではありません。

焼きおにぎりの火入れ加減も最高。目の前の「おいしいもの」がどんどん消えていくのを、楽しみながら悲しみながら、完食。

ごちそうさまでした!

このあと佐野みそさんの思惑にハマり、まんまと(失礼)店内で買い物していくのですが、それはまた別のお話。

感動覚めやらぬまま、家に帰ってきて佐野みそさんのサイトをつらつら見ていたら、見逃していた「フレンチトースト みそキャラメルソース(713円)」というのを見つけてしまったんですが!これは!?

また行きます!