深川・松尾芭蕉 銅像

名所

松尾芭蕉の銅像は、「採茶庵跡」(深川1-9)にあります。

松尾芭蕉は、俳聖として世界的に知られる日本史上最高の俳諧師の一人。

ここ「採茶庵跡」は紀行文「おくのほそ道」の出発地点です。

「芭蕉庵史跡展望庭園」(常盤1-1-3)には芭蕉の座像があります。この銅像は日中、隅田川に向いていますが、17時になると銅像が回転し、清洲橋を眺める位置で停止します。16:30閉園のため、回転している様子は間近で見ることができません。像自体は22:00までライトアップされていて、その様子は墨田川の遊歩道から見ることが可能です。翌日10:00になると、元の位置に戻ります。

これは生涯学習課長だった城東清掃事務所長・吉田好太郎さんのアイデアで、川からよく見えるいい場所なので夜間にライトアップして川に像の顔を向けたいと考えた、とのこと。また、回転後は東海道五十三次の方角を向くのだ、というネタがありますが、東海道五十三次自体が単体の方向を指すものではなく、そもそもまったく方向が違います。このネタを披露している人がいたら、なるほどそうなんですね、と優しく聞き流してあげましょう。