三好・ナンディニ清澄白河店「平日限定Meals」

グルメ

uyagotiさんがいつも推している「ナンディニ」は、子どもの頃から10年以上の下積みを共に重ねてきた8人のインド出身シェフたちが、本場の味を日本で提供したいとスタートさせた南インド料理店です。最初のお店である清澄白河店のオープンは2015年2月9日。虎ノ門店のオープンは2017年4月5日。両店共に「カレー」百名店に何度も選出されています。

ナンディニ清澄白河店(三好3-11-8)
平日限定Meals(1400円)

ラッサム、サンバル、今日のカレーをバスマティ、ポロッタ、パパドとアチャールで!オムレットにポリヤル付。ヨーグルトにデザートも。uyagotiさんを見習ってサンバルをライスにビシャがけ!めちゃウマ感謝です!

ヒマなのでせっかくなので今日の「ミールス」だけでも細かく紹介してみましょう。

カトリ(ステンレス製の小さなボウルのような食器)で提供されるカレーは3種類。左から、日替わりの「今日のカレー」、「ラッサム」、「サンバル」です。

「今日のカレー」はチキンがゴロッと入っている「ジンジャーチキン」。

「ラッサム」は辛くて酸味のあるスープ。

「サンバル」は豆と野菜の煮込みです。

はい!この「サンバル」が非常に重要です。南インドの「ミールス」では、この「サンバル」と「バスマティライス」の存在がまずあって、そこに他のカレーや副菜が添えられている料理です。眼の前にある「サンバル」が少し大人しい味だな、と思ったら直接「アチャール」や「ラッサム」を足したりするのです。

よくある「ミールス」には「ダール」というマイルドな豆のカレーがついてくるのですが、ナンディニのミールスには無いみたい。

ヒマなので「ミールス」の食べ方にも触れておきます。

あなたの眼の前の「バスマティライス」の上には「パパド」が覆いかぶさっています。パリパリの食感を楽しむためにすぐ横に置き直しましょう。置く場所が無い?その場合は「今日のカレー」や「ラッサム」の「カトリ」を「タール」(ステンレス製の大きなお盆のような食器)の外に置いて場所を作るか、並んだ「カトリ」に挟んで立てておきましょう。「パパド」はカレーにつけて食べるというより、適当に千切って箸休めに食べたり、細かく砕いてふりかけのようにして使います。

「ポロッタ」はナンのデニッシュ版。

「ポリヤル」は揚げた角切り野菜のスパイス料理。今日はオクラとジャガイモのスパイシーなポリヤルでした。

ナンディニのミールスの場合、左下に「ポロッタ」が置いてあり、その上に「ポリヤル」があるということは、まずはこれで楽しんで!という意味だと受け取り、「ポロッタ」や「バスマティライス」で「サンバル」や「今日のカレー」、「ラッサム」などを味わってみましょう。

一通りそれぞれの味の方向性が分かったら、ここからが本番です。「サンバル」を「バスマティライス」の上から「ビシャがけ(uyagoti氏談)」しましょう。このとき、白い部分は少しだけ残しておいてください。後で使います。

「サンバル」と「バスマティライス」を一口分ずつ混ぜながら、副菜やカレーを使って味を変えて食べ進んで行きます。酸味の強烈な「アチャール」や強強スパイシー&ゴロゴロ野菜の「ポリヤル」、酸味と辛味の「ラッサム」などで劇的な変化を楽しむことができます。

今日の「アチャール」(インド料理の漬物)は梅干し的な強い酸味がありました。ライスがススムくん。

スパイスが軽く効いた「オムレット」は完全に箸休めというか、日本料理の中のだし巻きたまご的存在です。好きなタイミングでハフハフ食べましょう。

さて、終盤戦です。まだ白い「バスマティライス」が少し残っていますね?これに「ヨーグルト」を加えて混ぜると、南インド料理のシメのメシになります。「ラッサム」や「アチャール」の残りを加えても良いですね。

そして、最後に甘さ控えめの「キール」(たぶんひよこ豆)を食べておしまい!

ごちそうさまでした!

ナンディニのメニューにはまだまだたくさん魅力的なメニューがあります。

また、飲食店ならではの特別イベントも随時開催中です。

まだ行ったことが無い方は、是非!