1935年創業、和洋中華約80種のメニューが楽しめる砂町銀座の老舗です。
銀座ホール(北砂3-33-20)
純レバ丼(950円)
ってことは今年で88周年、人間だったら米寿です。スゴイ。
こちらの元祖「純レバ丼」(950円)は店主イチオシ。砂町銀座の名前を冠した「砂銀あんかけやきそば」(1000円)と、常に人気メニューのトップ争いをしている定番です。人気メニュー不動の3位は「レバニラ炒めごはん」(1000円)。
こちらが元祖「純レバ丼」(950円)。
「豚汁」と「小鉢」、「香の物」も付いてきて大変うれしみ。特徴的な甘辛タレやどっさり白ネギは定番素材ですが、銀座ホールさんの純レバ丼は「レタス」と「アボカド」が入っていて、とてもまろやかでありつつ、さっぱりした丼に仕上がっています。
「純レバ丼」の発祥については、まず、今は無き(2018年3月30日閉店)「菜苑 本店」(台東区浅草3-10-6)さんの店主がレバ嫌いの方で、自分でも食べることができるメニューとして「純レバ」が考案されたとのこと。ちなみに「純レバ丼」で有名な亀戸の人気店「菜苑」(亀戸3-1-8)さんは、この浅草「菜苑 本店」さんの暖簾分け店です。
一方、「銀座ホール」のお話によると、砂町出身者が経営する浅草のお店で「純レバ」が考案され、そのレシピを教わって出来たのが。この元祖「純レバ丼」とのこと。
ってことはそういうことなのかなー、と思いを馳せつつ、正式に「丼」化した時期や場所は不明なので、それはそれ。レシピの伝播って掘り下げていくととても興味深いですね。