亀戸・The Daily Halal Shop「バングラフィッシュフライ」

グルメ

エスニック食材屋さんの奥で愉しむ、ホンマもんのバングラデシュ料理。

The Daily Halal Shop(亀戸5-14-10)
バングラフィッシュフライ(990円)

食材店の奥に、雑然とテーブルと椅子が置かれている一角があり、ここで食事をすることが出来ます。

元々錦糸町にあったバングラデシュ料理店「Bangla Food Kinshicho」さんが移転してこちらにオープン。

■Bangla Food Kinshicho
2018年12月、墨田区江東橋3-5-4にオープン
2022年7月1日、墨田区江東橋3-6-12-B1に移転オープン
2022年12月30日、亀戸5-14-10に移転オープン

錦糸町時代も食材屋の奥で食事が出来るスタイルで、しかも地下で入りにくいがとても美味しい、と評判だったようです。飲食店として移転したのは2Fの「Tandori & Karaoke Bar」で、1Fはあくまで食材店、という体裁だと思います。2Fはまだ未入店。

実は2月3日(金)に初入店していました。その時は「マトンカレーセット」(880円)をオーダー。ちゃんと骨付き肉を使っていてオイシイです。

「マトンカレーセット」を食べているときに、お店の人がメニューを指差しながら「ウチにはバングラフィッシュフライもあるんだぞ」的な説明をしてくれていて、今回は、その「バングラフィッシュフライ」(990円)を食べに来ました。

今日は先客がいらっしゃっていてお店の方と会話しながらの食事中でした。ベンガル語なので内容は理解できないのですが、どうやらその方は別のお店の料理人で、食材を買いに来たついでにランチを食べている模様。

ははあ、なるほど。食材の奥の飲食スペースは、食材を買いに来た人たちに、一休みついでにお昼ごはんを食べていって欲しいという理由からスタートしたのかもしれません。そして、その人たちの口に合うように、本来の味をそのまま出しているから、日本のエスニック料理好きの人たちにおいしいと人気なのか。理解。素晴らしい。

「マトンカレーセット」を食べたときもそうでしたが、まず最初に、「ダルスープ」と「サラダ」が出てきます。これは、和食の「お味噌汁」と「お新香」に該当します。お味噌汁である「ダルスープ」はおかわり自由。

最初に食事したとき、ダルスープのおかわりはいるか?的なジャスチャーがあったので「あーいいです、ありがとう」と日本語で言ったら、波々と注がれたおかわりが出てきたので、要らない場合は明確に首を振って「ナー」(ベンガル語でNoの意)と言いましょう。いや、ノーでも伝わると思いますがw

ダルスープ、ほんのりスパイシーで胃に優しい味がします。好き。

そしてしばらくして出てきたのがこちら。

薄いブラウンが超定番の「Alur Bhorta(アルボルタ=じゃがいものマッシュ)」。赤いのが「Tomato Chuthney(トマトチャツネ)」。もうひとつが「Begun Bhorta(ビギンボルタ=焼き茄子のマッシュ)」のハズですが、全然違う…この色は多分「Kumra Bhorta(クムラボルタ=かぼちゃのボルタ)ですね。さらにメニューには「Fish Bhorta(フィッシュボルタ)」の記載もありましたが、今日は無いみたい。代わりに「マトンカレー」が付いてきました。こういう現象も現地っぽいw

ライスの上にはカリカリに揚がった「フィッシュフライ」。

メニュー写真とは結構異なりますが、これはこれでいい味が出ています。

お店の人と話していた先客の方は、慣れた手付きでビリヤニを食べていました。次は「マトンビリヤニ」(990円)食べにきます!

ごちそうさまでした!おいしかったです!